ディープラーニングによく使われている物体認識用のデータ・セットにAlexNetを提案したAlex Krizhevskyさんが収集・公開している、CIFAR-10というものがあります。
The CIFAR-10 dataset
https://www.cs.toronto.edu/~kriz/cifar.html
 このCIFAR-10には計60000枚のラベル付けされたピクセルデータが提供されており、ディープラーニング技術の習得に大きく役立ちます。詳細は他にも解説しているブログなどがあるので、そちらに譲りますが、このCIFAR-10にはPython用とMATLAB用のピクセルデータがあります。Python用のものはよく他の方々も解説していますが、MATLAB用のものはあまり記事がありません。
 そこで今回、CIFAR-10のピクセルデータをJPGファイルとして保存するシンプルなMATLABスクリプトを作りましたので公開します。JPGとして保存するためのスクリプトではありますが、解説も載せておくので、MATLABプログラミングに慣れた方であれば、読めば大体ピクセルデータがどう格納されているかわかると思います。

read_cifar10.m

 

   
© 法政大学理工学部創生科学科小林一行実験室